二月堂参道脇にある龍王之瀧にある句碑は松尾芭蕉の句碑です。松尾芭蕉もお水取りに参加し二月堂に籠り、その時に読んだ句が石碑になっています。
ほぼ中央にあるのが、松尾芭蕉の句碑です

拡大したのが下の写真です

水取や 籠りの僧の 沓乃音
と書かれています。
「芭蕉翁発句集」「芭蕉翁絵詞伝」に書かれた句を石碑にされたようです。
一方で松尾芭蕉が書いた「野ざらし紀行」には
水取や 氷の僧の 沓乃音
という句が書かれており、こちらが松尾芭蕉が二月堂で読んだ句のようです。
「芭蕉翁発句集」「芭蕉翁絵詞伝」はいずれも五升庵蝶夢が芭蕉の弟子達により伝えられた句をまとめたものです。芭蕉が亡くなって100年近く経過してから作成されたものです。弟子の思い違いか、作者の間違いかはわかりません。
「籠りの僧」のほうが二月堂の石碑にはふさわしいということで、こちらが選ばれたんでしょうか。
修二会が一般に「お水取り」と呼ばれるようになったのはこの句が始まりらしいです。

